3回目の世界一周【25日目】キューバ ⇒ カンクン ⇒ ニューヨーク

3回目の世界一周【25日目】キューバ ⇒ カンクン ⇒ ニューヨーク

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インテルナシオナル・ホセ・マルティ空港(Aeropuerto Internacional José Martí)

ホテル前にはタクシーがズラッと並んで、出るときはいつも「タクシー?」と声を掛けられます。先日、迎えに来てくれるように頼んでおいたクラシックカーのタクシーは来ませんでした。いい加減なものです。なので、ホテル前に並んでいるタクシーで空港に向かいます。料金は30クック(30米ドル)。運転手と話すと、「電化製品も時計も車も日本製は最高だ」と言ってくれました。さすがメイドインジャパン。空港には酒やコヒーバが沢山売っていました。

カンクン国際空港(Aeropuerto Internacional de Cancún)

1時間のフライトでメキシコに到着。ニューヨーク行きの飛行機に乗換えですが、2時間しかありません。しかもターミナルが違い、タクシーで移動することに。メキシコの空港はメチャクチャ不便です。タクシー代は20米ドルもしました。

ジョン・F・ケネディ国際空港(John F. Kennedy International Airport)

ニューヨークまで4時間のフライトでJFK空港に到着。今まで南半球だったので夏でしたが、ニューヨークは冬。でも外気はそんなに寒くありません。一番大きなターミナル1に電車で移動し、フードコートで人魚ちゃんはお寿司、僕は炒飯を食べました。メチャクチャ美味しく、沁みました。

隣のテーブルに座っているアメリカ人と人魚ちゃんの目がチラチラと合っていたらしく、何かのタイミングで彼が僕らに流暢な日本語で話しかけてきました。日本に住んでいたこともあって、仕事も日本関連の企業みたいです。日本に詳しく、東京や京都のローカルな話もサクサク。

すると、もう1つ隣のテーブルに座っていた日本人男性が「日本語上手ですね~」と会話に参加。久しぶりの複数での日本語での会話で和みました。ホテルは空港の近くなのでタクシーで移動…のはずが、僕が怪しい黒人に声を掛けられてそのままホイホイ付いて行って車に乗り込んで人魚ちゃんが怪しむ間もなくすぐに出発。これは僕のミスだった。

ニューヨークはイエローキャブ以外はぼったくりタクシーなので注意!

イエローキャブではなく、RV車。最初に「いくら?」と聞いても「メーターがある」と言いますが、どこにもメーターがない。人魚ちゃんが身を乗り出して「メーターはどこ?」と聞くと、キツイ口調で「座ってシートベルトをしろ!」と言います。

ホテルに着き、運転手のスマホがメーターになっていて、料金は92ドル。「はぁ!?高すぎる!空港から40分のダウンタウンまで30ドルだよ!?何で10分乗っただけでこんな料金!?」「ニューヨークは何もかも物価が高い。92ドルだ」と譲りません。「高すぎる!」「ダメだ」の押し問答で、その黒人はキレ始めました。「じゃあ80ドルに負けてやる」と言うので、70ドル見せました。また揉めましたが、運転手が「70ドルでいいよ、出せよ」と乱暴に言ってやっと手を打ちました。これ以上揉めると危険。

揉めている最中、人魚ちゃんが「会社の名前を教えて?」と言うと、怪しい明細書のようなものを見せてまくし立てます。とても稚拙な水色の紙キレ。写メを撮ろうとすると「NO!!」と激しく拒否。そしてその黒人運転手が「そんなに怪しむなら会社のボスに電話するよ」といって電話。道程、人数、鞄の数を伝えると「92ドル」とボスは言います。黒人運転手は「92ドルだろ?だから払え!」と金額もメチャクチャ。

タクシーを降りてトランクから荷物を出し、ハッチバックのトランクを閉めようとすると、黒人運転手が「触るな!!!」と怒鳴ります。そしてハッチバックを開けたまま走り去りました。ナンバーを見られないようにしたんですね。

ホテルにチェックインしてシャワーを浴び、僕の部屋で人魚ちゃんが持って来てくれた芋焼酎と日本酒で乾杯。とうとう明日帰国です。クソ野郎の黒人運転手の悪い気をお酒で禊。お酒で良い気分になって話が盛り上がり、本日は終了。

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