カードローン申込み条件の「安定した収入のある方」の本当の意味

カードローン申込み条件の「安定した収入のある方」の本当の意味

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はじめてのカードローンで一番不安なのは審査

カードローンやクレジットカードなどに申し込む際に気になるのが審査ですよね。申込んでみようかなと申込み条件を見ると、以下のように「安定した収入」「安定した定期収入」「定期的な収入」のある方と書かれています。例えばキャッシングエイワのように、収入についての貸付条件が無い場合もありますが、やはり気になるのは「安定した収入」の部分ではと思います。

カードローン申込条件の「安定した収入」の箇所の文言
プロミス主婦・学生でもアルバイト・パートなど安定した収入のある場合
SMBCモビット年齢満20歳以上74歳以下の安定した定期収入のある方
アコム20歳以上の安定した収入と返済能力を有する方
アイフル満20歳以上69歳までの定期的な収入がある方

貸付条件

◆ご融資額/1万円〜50万円
◆貸付利率(年率)/貸付金額10万円未満 19.9436%・10万円以上 17.9507%
◆返済方法・回数・期間/元利均等返済方式・10〜36回・最長3年
◆遅延損害金(年率)/19.9436%
◆必要書類/本人確認書類(顔写真付身分証明書[運転免許証、パスポート等]のほかにもう1点[保険証
 等])、収入証明書類(直近2ヶ月分の給与明細書、源泉徴収票等)等、印鑑(シャチハタタイプ以外)
  ※詳細はTELにてご確認ください
◆担保不要・連帯保証人原則不要
◆要審査

https://www.eiwa.jp/flow/

「安定した収入」って何?

シンプルに考えると、バイトでも社員でも、普通に働いていて給料をもらっていれば、それが安定した収入ということですが、難しく考えてしまうと禅問答のようになってしまい、訳が分からなくなってしまいます。公式ページのQ&Aを読んでも、そもそも「安定した収入」が何なのかという定義は書かれていません。

身体を壊さずに普通に働いていれば、毎月10万円の給料は確実に入って来るのであれば、10万円の安定収入といえます。しかし、一時的な収入やFXなどの投機的な所得は安定収入とはいえません。カードローン会社からすれば「来月も、再来月も10万円入って来るよね?そこから返済できるよね?」という見立てが立てられるかどうかです。

では、年金は「安定した収入」なのかというと、安定した収入ではあるものの、年金以外の収入があることが借入条件になっているカードローンもあります。一方、年金のみの収入でも借入可能なカードローンもあります。

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カードローン会社が知りたいのは「毎月いくらの収入があるか」

勤続年数は信用情報からは分からず、また在籍確認でも確認できないため、特に気にする必要はありません。それよりも毎月の収入が審査では重要項目です。収入が多いと返済能力が高いと判断されるし、審査がスムーズになります。その結果、借入可能額が多くなるという訳です。

「安定した収入」があるというのは、キチンと返済ができるかどうかの判断材料です。しかし、年齢に似つかわしくない不自然に高い収入を記入すると審査落ちの原因にもなります。

まとめ

「安定した収入」とは深く考えなくても、働いていれば入って来る収入です。それが毎月5万円のバイト代でも5万円の安定収入といえますし、10万円のパート代なら10万円の安定収入ということです。それにそもそも働いていないとカードローンでお金を借りるということも考えられない筈です。「無職借入」なんて検索する方もいるかもしれませんが、そういう方はここでは対象外とさせていただきます。

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この記事を書いた人

株式会社ラパヌイ(⇒ 会社情報)代表。高校卒業後、様々なバイトをしながら人生を模索。22歳で福祉専門学校に入り保育士資格を取得後、臨床心理学を学ぶために大学に編入。卒業後に児童福祉施設に就職するが、福祉職に未来はないと感じ3年で離職。2004年に黎明期のアフィリエイトの洗礼を受け、様々なサイトを立ち上げて売り上げを伸ばし独立。2020年に宅建資格を取得後、法律の勉強が楽しくなり、伊藤塾で司法試験に向けて勉強中。2017~2019年の間で世界を4周し、5周目を計画中。

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