1回目の世界一周【2日目】窓を開けたらサグラダファミリア

サグラダ・ファミリア（Sagrada Família）

前日は暗くてサグラダ・ファミリアが目の前にあるのにシルエットしか見えなかったのですが、朝起きて窓を開けると眼前にサグラダ・ファミリア！早速、人魚ちゃんと散策に出かけました。まずはチケットを買います。サグラダ・ファミリアには受難の塔と生誕の塔があり、エレベーターで上まで上れます。チケット売場では「生誕の塔がいい」と英語で伝えたのですが無視されて、受難の塔のチケットを渡されました。ムカーッ！！

僕は小さい頃からキリスト教に嫌悪感を感じていました。そして世界旅行でキリスト教が嫌いな理由が判りました。それは、イギリスやスペインが世界中の国や文化を蹂躙するのに利用したからです。世界中どこに行っても教会があります。ラパヌイにも！その土地の文化を滅ぼし、キリスト教を使って自分たちの文化を上書きして支配する。日本にザビエルがやって来たのもそうですね。信長はキリスト教と戦ってくれたので、京都の一番良い場所にある建勲神社に祀られています。

なので、サグラダ・ファミリアやイエスキリスト本人に罪はありませんが、どうしても気持ち悪い。でもそこは割り切って建築美を鑑賞することを意識しました。といっても元々は山育ち。大自然が好きで、人工物はやっぱり苦手…。

何でキリストはずっと十字架に磔られたまんまなんでしょうね？見てるだけで痛々しいです。降ろしてやればいいのに…。そういえば怖いもの見たさに、映画「パッション」を見たことがあります。イエスが拷問されて磔になって復活するまでのひたすら酷い映画でした。数名のシスターが前の方の見ていましたが、泣きながら帰っていました。

エレベーターで展望台へ

そして受難の塔に行き、エレベーターに乗って上まで。乗場には荷物を入れるロッカーがありました。上は狭く、大きな荷物を持っていたら邪魔みたいですが、確かにそうでした。

螺旋階段

上に到着。エレベーターのドアが開くと、結構高いところまで上って来ました。100m以上あると思います。上の展望デッキで景色を見たら、あとはひたすら螺旋階段で下ります。この螺旋階段、腕を伸ばして下の写真を撮りましたが、ネットがありません。デパートのエスカレーターでもネットがあるのに、100mも下まで筒抜けの空間にネットが無いのはちょっと怖かったです。螺旋階段の一番下まで辿り着くと、ちょっとした達成感。ラオウのように天を指差して写真を撮りました。

螺旋階段の部屋を出て、トイレへ。どうやら建物の中にはトイレは無いみたいで、外にプレハブの形で備え付けられていました。でも結構綺麗でした。地下に行くと、資料館になっていて、ミニチュアや設計図などが展示されていました。地上に戻り、土産店を覗きます。

サグラダファミリアを堪能し、外に出ました。広場では大道芸人が大きなシャボン玉を作っていました。晴れると真冬でも暑くなり、Tシャツになりました。

ホッピングバスで街巡り

そしてホッピングバスに乗ってバルセロナ観光。セリエAのスタジアムがありましたが、サッカーには全く興味が無く、一瞥をくれただけでした。何と贅沢な！屋根のないバスの2階は寒い！世界旅行のために買ったL.L.Beanのジャンパーが大活躍してくれました。

人魚ちゃんの書いたテキストがPCに残っていたので、以下貼り付け

イギリスって、なんであんなに雲が厚いんだろう。
あの雲どけてあげたくなるな、余計なお世話だけど。

今日は、バルセロナに。
サグラダファミリアのあたりで過ごす。

サグラダファミリアは、着工からもう130年たってるんだって。
わたしが前に訪れたのは、５～６年前だけど
その時は、中身は全部工事中だったんだよ。
工事現場のおじさんが、座っておしゃべりしてて
なんも手を動かさなかったのを、覚えてる。

サグラダファミリアは、ガウディの渾身の傑作だけど、
ガウディさんはね、これをつくるときとっても孤独だったみたいで。
親友も家族も財産もなんもない状態。
だから、大聖堂に完全に没頭することができたんだね。
それに、ガウディさんは、いいこと言ってる。
「サグラダファミリアの工事はゆっくりやるんだ、別に急いでないからね。」
っていうメッセージをのこしてる。

自分はつい、前のめりに生きちゃうクセがあるけど、
なんかガウディさんから、

バルセロナの西には、モンジュイックの丘っていうのがあってね、
ここはとっても緑がおおくて、ミロの美術館もあるんだけど、
ガウディはね、こういってたの。
「人間の作るものが、神を超えてはいけない」
だから、サグラダファミリアを、この丘より3メートル低くつくってあるんだよ。

Shaw? o abite itara, haisui-kan ga tsumatte mizu ga yuka ni afuremashita. Fukitori no tame no taoru o tairy? ni kudasai.