2回目の世界一周【10日目】サンチアゴ ⇒ ラパヌイ(イースター島)

2回目の世界一周【10日目】サンチアゴ ⇒ ラパヌイ(イースター島)

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ホリデイ・イン・サンティアゴ・エアポート・ターミナル(Holiday Inn Santiago – Airport Terminal, an IHG Hotel)

5:00にチェックアウト。目の前が空港なので移動がもの凄く楽です。外に出ると11月中旬くらいのヒンヤリとした空気。息が白くなります。売店でペットボトルを買い、荷物を預けます。ビジネスクラスですが、なぜかカウンターはエコノミーで並ばされました。車椅子用のプライオリティカウンターはありましたが。6:30フライトなので、あまり時間がありません。結構人が多いです。ラパヌイの空港では外貨両替できないので、ここで多めに両替しておきます。因みに、ラパヌイでもドルは基本使えます。ドルで払ってチリペソでお釣りをくれるところもあります。でも基本チリペソが良いですね。

ラパ・ヌイ(Rapa Nui)

上空からラパヌイが見えました。一度通り過ぎて旋回します。上空から双眼鏡で下を見ると、海岸や山がクッキリと見えます。モアイも見えるかも。前回から半年後のラパヌイ。こんなにすぐにまた来るとは思ってなかったので不思議な気持ち。見る景色すべてが愛おしく懐かしく、涙が出ます。着陸した瞬間、僕が拍手すると、回りも同調して拍手になりました。

現地時間は10:30。サンチアゴより2時間遅れです。6時間のフライトでした。午前中のキラキラした青空の下、タラップを降りて窓口でフリーパスを購入。島全体が国立公園に指定されていて、モアイの近くのエリアにはこのパスがないと入れません。1枚80米ドルで10日間有効。10日間滞在するのでピッタリです。前回もビジネスクラスだったのですが、荷物が出てくる順番がバラバラでビジネスもエコノミーも関係ないですね、ここは。麻薬犬がここでも大活躍です。玄関口にホテルからの送迎があり、車に乗り込んでホテルに到着。ラパヌイ唯一の町ハンガロアの中心地のホテルなので、買物やレンタカーを借りるのもすぐそこです。

ホテル マナヴァイ(Hotel Manavai)

部屋で荷物を開けるとすぐに自炊キットを取り出して、袋麺の焼きそばを作りました。人魚ちゃんはわかめスープを入れてくれて、熱湯を入れると白米が炊き上がるパックも持って来てくれていました。どちらの日本食も沁みます。満腹になり大満足。

ホテルはハンガ・ロアの街中にあり、目の前は色んなお店があります。お土産や車の中で聞くラパヌイ音楽のCDを買って、前回利用したレンタカー屋で車を借り、出発。24時間で13,500円、とりあえず4日間借りました。結構高いです。もちろん車のグレードによって値段は違います。まずは島全体を見渡せるラノ・カウへ…行こうとしたのですが、山の途中で道路工事をしていたので引き返しました。山の上から見下ろせる大きなカルデラ湖があり、広大な景色に息を飲みます。ラノ・カウの反対側には、すぐ下に空港があり、その向こうには島全外が見渡せます。風が強く、草の匂いが広がります。

そこから山頂まで行くと、オロンゴという場所があります。ラパヌイの特別な場所で、重要な儀式が行われていた場所です。もちろん絶景、青い海がパノラマに広がります。ここにかつて特別なモアイが埋められていて、白くペイントされていたそうです。そのモアイをイギリス海軍が掘り起こして強奪し、自国に持ち帰りました。船に乗せるときにモアイを海水に浸けてしまい、ペイントが剥がれてしまいました。そのモアイは今でも大英博物館に展示されています。

引き返して途中にアナ・カイ・タンガタへ。車を停めて海岸まで3分ほど歩くと、下まで行ける石の階段があります。下まで降りると、大きな洞があり、高千穂の天岩戸神社の下の賽の河原みたいになっています。

次にアナ・ケナに向かいます。ラパヌイを南北に貫く一本道をドライブし、ラパヌイの大自然に大感動。ラパヌイの北部に位置するアナ・ケナは、アフ・ナウナウと呼ばれるモアイが海岸に並んでいる美しいビーチです。水着を持って行かなかったのですが、人魚ちゃんは服のまま海に入り、ドボドボ。アナ・ケナの海が一番好きと言っています。ラパヌイの季節は冬ですが、それでも日差しは強く、結構人が泳いでいます。風があるので波がありますが、ビーチから海の中まで石や岩がなく、サラサラで気持ちいいです。

ドボドボになった人魚ちゃんは震えて「帰ろ?ね、帰ろ?」と言うのでホテルに戻り、シャワーを浴びていました。そして「もう道路工事が終わってる頃だろう」ということで、再度ラノ・カウに向かうと、道は通れるようになっていました。上から自転車で降りてくる人もいて、こんな山道をよく上まで行ったな~、と感心。ラノ・カウで広大な自然を堪能し、更にその上にあるオロンゴへ。しかし、もう時間が遅くオロンゴには入れませんでした。オロンゴからホテルに戻って車を置き、近くのレストランで夕食。美味しかったです。そして車で夕日が見える西海岸タハ・タイへ移動し、夕日をバックにモアイを堪能。夕日といってもラパヌイの日没は21時。時計を見ると20時です。クタクタに疲れ果て、ホテルに戻って本日は終了。

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