2回目の世界一周【13日目】ラパヌイ(イースター島)
オロンゴ(Orongo)
今日の15:30のフライトで金子さんと仲山さんがラパ・ヌイを発つので、朝食後すぐに観光に出発。ラパ・ヌイの特別な場所、オロンゴに行きました。ここは断崖絶壁の島の最南端で、その先に小さな島があります。昔の現地人は、部族の代表を立てて過酷なレースをしたらしいです。断崖絶壁を降り、サーフボードのような小さな船で海を渡り、小さな島に渡って海鳥の卵を獲り、また島に帰って絶壁を登りゴールに辿り着いたら優勝。その年、その部族は島を治める権利を獲得します。絶壁から落ちたりサメに襲われて命を落とす者がいたそうです。島に辿り着いても海鳥が卵を産むまで帰れません。
受付を済ませ、最南端を歩きます。薄く削られた石がミルフィーユ状に積み重ねられた建物があります。ここは鶏の小屋だったそうです。当時は卵が貴重だったんですね。2月に来たときは青空が広がって真夏の気候でしたが9月は寒く、早々に引き上げました。
アナ・ケナ(Ana Kena)
次にアナ・ケナのビーチに行きました。水着を着ていったのですぐに泳げますが、何しろ水が冷たい。人魚ちゃんは躊躇なく水に浸かり、バシャバシャとアホやってます。僕は寒くて見学。金子さんと仲山さんは記念に膝まで浸かった程度で早々に引き上げて来ました。ここは全然ベタベタしない不思議な海水です。犬が来ました。何かもらえるまで行儀よくお座りしています。ケーキの残りをやると美味しそうに食べ、その場でゴロンと寝ていました。
消防署
ホテルに戻って着替えを済ませ、郵便局でパスポートにモアイのスタンプを押してもらえるらしいので、郵便局に向かいます。郵便局の隣が消防署で、日本人らしき僕たちを見かけると、消防士のおっちゃんが声をかけてきてくれました。消防車は「KOBE」と書かれており、日本製のカンターです。神戸の震災の時に活躍した消防車なんだと思います。「日本からのギフトだ」と言ってくれました。ラパ・ヌイはとても親日で嬉しくなりました。郵便局は日曜日だったので閉まっていました。残念。
ホテルの近くのハンガ・ロアで昼食。メニューにはイメージ写真の魚介パスタがあり、それが美味しそうだったので注文しましたが、エビだと思っていたのは小さいギョーザのようなもので、それが麺の代わりでした。味は良かったです。人魚ちゃんが「Noシラントロ」と厨房に言いに行きました。シラントロ(Cilantro)はパクチーのスペイン語。パクチー大嫌い。すると人魚ちゃんのお皿だけパクチー抜きでした。僕はパクチーを足元の鶏にやりながら食べました。パクチー不味いですね、大嫌いです。
空港で2人を見送った後、空港内にあるお土産屋さんで少し買物。店のおっちゃんがラパ・ヌイの現地語を少し披露してくれました。お土産をいくつか買ってホテルに戻り、いつも通り爆笑トークを繰り広げて終了。