2回目の世界一周【15日目】ラパヌイ(イースター島)

2回目の世界一周【15日目】ラパヌイ(イースター島)

朝食後、レンタカーを借りに行きました。いつもの所です。今回は2人なので、スズキジムニを借りました。この車はラパ・ヌイでは大活躍で、どのレンタカー屋にも揃っています。オフロードを走るため、MTです。左ハンドルのMTは楽しいですね。こっちの方が運転しやすいです。

今日は行ったことがない場所へ行きます。バイテア・アナケナ通りを北上し、突き当たりの山の東側の崖の下にピンクの砂浜のオバヘ・ビーチへ向かいます。車を降りて少し歩くと岩がゴロゴロある奥にビーチがありましたが、今日は満潮でピンクの砂浜が見えませんでした。残念。でも崖の下の土は赤く、砂浜がピンクに染まるのは分かります。ビーチの崖を見上げると今にも崩れ落ちて来そうな感じです。崖崩れ注意の看板がありました。

次に、アナ・ケナの奥にある海岸沿いの道を西に行くと、途中で現地人に「ここは入れない」と止められたので少し引き返して車を置き、歩いて行きました。海岸沿いのオフロードを進むと、木の柵がありました。そこで現地人のおっちゃんが何か作業しています。話しかけると、「ここから先はオレの土地だ。ガイドを付けて歩かないと逮捕されるぞ。泊っているホテルに頼めるはずだ」とのことです。英語、スペイン語、ラパ・ヌイ語、ジェスチャーを交えてひょうきんに教えてくれました。「チケットはあるか?」と言うので見せると、スマホで写真を撮っておくと言って孫らしき女の子2人のいる車まで行きました。その女の子がスマホを操作してカメラアプリを立ち上げようとしたのですがうまくいかず撮れなかったのですが「OK、15時に戻っておいで。モアイはない。遠いぞ」とのことで、特別に入れてもらえました。

乾いた赤土に轍が付いていますが、かなりのオフロードです。それに馬の糞だらけ。今まで見たことのないラパ・ヌイの景色が広がります。車ではなく地に足を付けて歩いて行くのは新鮮で、歩きながら海や空を見ると地球を感じることができます。沢山の馬や絶景に感動しながら1時間ほど歩くと、石垣が見えました。石垣の手前で完全に轍がなくなり、岩がゴロゴロあって車では行けません。ここに車が1台停まっていました。さっきの地主の車でしょうか。石垣には向こう側に入れる小さな門があります。向こう側に入って5分ほど歩くと、岩が円形に積み上げられていました。ここがバイ・タラ・カイ・ウアです。岩が太陽で温まり、中に入るととても温かいです。そこから海岸まで降りていくと断崖絶壁の絶景が広がります。そこでしばらく海を眺めていました。遠くに人が3人、釣りをしています。手を振ると振り返してくれました。

もっと先まで歩きたかったのですが、約束の15時まであと1時間半。そろそろ引き返すことにしました。石垣の門をくぐって戻ると、右側の山肌に洞窟がありました。往路では見つけられませんでしたが、復路では簡単に見つかりました。山肌から海を振り返ると紺碧の海が広がる絶景。ここはラパ・ヌイで一番の絶景スポットです。絶景を楽しみながら戻り、地主にお礼を言ってホテルに戻りました。

全身赤土で汚れていたのでシャワーを浴び、カップヌードルの昼食を摂り、ひと眠り。起きたら19時。夕食のどん兵衛を食べ、この記事を書いて今日は終了。

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