2回目の世界一周【18日目】ラパヌイ(イースター島)
ハンガ・ポウクラ(Hanga Poukura)
午前中はラノ・ララクに行くつもりが、南海岸を走っていると、海岸の方に続く轍を見つけ「何かある」という直感がしたので、そっちに入ってみました。すると、台座と倒れたモアイがありました。紙の地図とグーグルマップで確認すると、ハンガ・ポウクラでした。紙の地図を見ると、東海岸には無数のモアイスポットがあります。ただし、これらは全部倒されたモアイがそのままになっているのだと思います。今日は南海岸のスポットを全部見ようということになり、道を戻って端っこから見て回ることにしました。
ハンガ・ハナヴェ(Hanga Hanave)
次にハンガ・ハナヴェに戻ってきました。ここはモアイが台座から離れたところに3体うつ伏せに倒れています。そのうち1体は風化して地面と同じ高さになっていました。台座の前に倒れているだけでなく、後ろ側にも倒れています。ここから北に向けて走ります。
ヴァイフ・ハンガ・テエ(Vaihu / Hanga Te’e)
ハンガ・ポウクラを通り過ぎ、ヴァイフ・ハンガ・テエに到着。台座から8体のモアイが見事に全部、前のめりに倒されています。プカオが3つモアイの前に転がっています。ここで一旦ホテルに戻って昼食。
ジョルジュ
ヴァイフ・ハンガ・テエから北に走ると、紙のマップには載っていない壊された台座とモアイがありました。人魚ちゃんが「ジョルジュ」と命名。台座からポイッと投げられたような場所にモアイが1体うつ伏せに倒れています。台座はガラガラと無残に崩されています。
ハンガ・フア・レヴァ(Hanga Hua Reva)
ジョルジュからほんの1分ほど東に走ると崩された台座がありました。もうメチャクチャ、石ゴロゴロ。モアイの胴だか頭だか見分けがつかない部分が1つ転がっています。モアイは他の石とは質や色が違い、緑色がかっているのですぐに分かります。
ウラ・ウランガ・テ・マヒナ(Ura Uranga Te Mahina)
台座から前のめりにメインの3体のモアイが倒れていました。メインの少し右側に小さなモアイが1体倒れています。
アカハンガ(Akahanga)
村の集落跡です。台座と倒れたモアイもありました。ここのモアイは大きくて、倒れたときの音はもの凄かっただろうなと思います。仰向けに寝ている小さなモアイもありましたが、風化して角が取れて丸くなっていて、子供のように見えます。丘の岩場には洞穴があり、ここでかつて生活していたんだろうなと思えました。
ヤッシー
モアイは大体、海岸沿いにありますが、この台座は内陸側にありました。内陸はすべて有刺鉄線で囲われて入れません。ヤシの木が1本生えているので「ヤッシー」と名付けました。ここは紙のマップには載っていません。
ハンガ・テテンガ(Hanga Tetenga)
台座の右端にバラバラになったモアイが数体転がっています。台座の裏側に1体大きなモアイが仰向けに倒れていました。
テ・ア・ラ・オ・テ・モアイ(Te Ara Te Moai)
内陸側にあり、うつ伏せに倒れています。手をパンッ!と叩くと飛び起きるんじゃないかと妄想すると爆笑。
加藤
台座の中の石の中に埋もれているモアイです。ここも紙のマップに乗っていないので「加藤」と名付けました。
マウンガ・トアトア(Maunga Toatoa)
内陸側に何かあったので、オフロードの道を入っていきました。遠くに何かありましたが、少し入ったところで諦めて引き返しました。
ハンガ・マイ・ヒク(Hanga Maihiku)
ここも台座に埋もれているモアイです。
ワン・マキヒ(One Makihi)
ラノ・ララクに入る道の向かいの海岸にあり、台座の上に倒れたモアイとプカオが1対だけありました。首と胴が切れています。台座の裏には島一番のイケメンのモアイ(鼻の先がピンと尖がっている)が仰向けに倒れています。その横にも仰向けにモアイが倒れています。ここからラノ・ララクが見えます。
ポイケ山(Poike)
アフ・トンガリキを過ぎると、道が北に向かってカーブします。その道を北に突き当たって西にカーブするところに、東に入るオフロードがありました。ん?何かありそうだ、ということで勘を頼りにゴリゴリのオフロードを登っていきました。4WDのジムニで大正解です。5分ほど登ると、絶景が待っていました。ここはラパ・ヌイで一番の絶景スポットです。山肌に柵があり、そこから上は徒歩で登っていくしかありません。上まで行くとどんな景色が広がっているのかワクワクしましたが、空腹で体力が限界です。
アネ・カナ(AneKana)
アネ・カナのビーチのレストランで昼食。このエリアのヤシの木の下にはBBQができる窯がありるので、BBQはできるのか店の人に聞いてみると、無料で自由に使えるとのこと。食材はもちろん持ち込みで、ゴミも持ち帰る。一度はBBQやってみたいです。そして人魚ちゃんはそのまま海で泳ぎ、僕はビーチで昼寝。今日は家族連れでビーチが賑わっています。野良犬は人が多いので嬉しくてビーチを走り回っています。
アナ・カイ・タンガタ(Ana Kai Tangata)
夕方になり、アナ・カイ・タンガタに向かいます。ここはラパ・ヌイ初日に訪れたところです。実は夕方になると洞穴に壁画が見えるということが分かり、夕方を狙って見に行きました。洞穴の表面は岩がミルフィーユのように重なり合って層をなしています。その表面に鳥の画が描かれていました。こんな高いところに、誰が、何のために描いたのか。不思議な島です。
ラノ・カウ(Rano Kau)
島で一番好きな場所です。壮大なカルデラ湖とハンガ・ロアの町を見渡しながら夕日が沈むまで眺め、ホテルに戻りました。体力限界クタクタ。