3回目の世界一周【9日目】コルコバードの丘
コパカバーナビーチ （Copacabana Beach）
昨日は夕方遅くから寝てしまったため、夜中に目が覚めて結局は朝まで寝られませんでした。朝食を食べに食堂に行くと、バイキング形式でした。小さいサイズの数種類のパンが山のように積まれています。ブラジルの主食はパンなのでしょうか。美味しくいただきました。
朝食後、山の上のキリスト像の方向に歩いて行きましたが、人魚ちゃんのビーサンの緒が切れてホテルまで戻り、仕切り直し。今度はビーチに行くことにしました。昨日の賑わいに比べると遥かに人が少なく、歩いていると朝市があって地元の生活が感じられました。
ビーチに出て荒い波で遊んでいると、せっかくだから泳いでみたいと思い、人魚ちゃんに荷物を持ってもらって海に入りました。ここの海は潮が濃く、水の中でもネトネトした感覚があります。しばらく遊び、砂浜に設置されているシャワーを浴び、ホテルに戻ります。ハワイのワイキキも無料のシャワーがあちこちにありますが、あんな感じです。
帰り道にスーパーに寄り、袋麺の焼きそばと飲物を買ってホテルに戻りました。フロントでドルをブラジルレアルに両替し、「キリスト像まで行きたい」とフロントに言うと、ハイヤーを手配してくれました。シャワーを浴びて準備して出かけます。運転手は温厚なおじいちゃんで150レアル（約5,000円）払いました。
コルコバードの丘（Corcovado）
キリスト像のある山は車でしか行けません。舗装はされているものの、急な狭い斜面をおじいちゃんはビュンビュン飛ばして上って行きます。上にはケーブルカーの駅があり、そこからキリスト像まではケーブルカーで登ります。おじいちゃんが1時間後に迎えに来てくれることになり、車を降ります。駅にはお土産が売っていたり、カフェがあります。
ケーブルカーの切符を買い、乗場で切符を渡そうとすると「まだ乗れない」とのこと。よく見ると切符には乗車時刻が書かれていて、その時間の便にしか乗れないみたいです。ケーブルカーの時刻表は5分刻みなのですが、乗車時刻は1時間後。これではおじいちゃんが迎えに来る時刻なので待たせてしまいます。上に行くのは諦めて、カウンターで払い戻しできないかどうか聞きに行こうとしたところ、前に並んでいるカップルに買ってもらえばいいと閃いて、声を掛けました。事情を説明すると、すんなりOK。買値も売値も82レアル（約2,700円）でした。
カフェでハンバーガーとシェイクを頼み、お土産をブラブラ見ていると、おじいちゃんが迎えに来てくれました。おじいちゃんには英語が通じず、ポルトガル語だけです。上には行けなかったことを言うと、おじいちゃんは何とか上まで行ってほしいみたいで、ツアーで来ているコンダクターらしき人に声をかけて「この2人も一緒に連れていってやってくれ」みたいなニュアンスで話しています。
僕らは別に上に行けなくても十分満足したので、ホテルに戻るよと英語とジェスチャーで伝えたのですが、なかなか噛み合わず。すると現地スタッフのお兄ちゃんが間に入ってくれて、僕の英語をポルトガル語にしておじいちゃんに伝えてくれて、やっと噛み合いました。
コパカバーナが一望できる絶景スポット
車に戻ると、キリスト像が正面から見られる山の上までドライブしてくれました。コパカバーナが一望できる絶景スポットがあり、観光客も少な目。ここは良かったです。写真を撮ったり堪能してホテルに戻りました。おじいちゃんに別れを告げ、部屋に戻ります。
そこからしばらくケープタウンに想いを馳せ、色々とケープタウン情報を検索。人魚ちゃんも同じことを考えていたみたいでケープタウンについて話が盛り上がります。そうこうしているうちに小腹が空いてきたので、さっき買った袋麺の焼きそばを作りました。焼きそばの味はしなかったのですが、まずまず。因みに、白と青のマグカップはブルートレインで買いました。
今日は明日に備えてこれで終了。
