3回目の世界一周【14日目】ラパヌイ
プイ山(Cerro Maunga Pui)
今日は2人は別行動することにしました。僕はバギーで橇滑りの山に向かいました。1度は頂上まで登ってみたかったので、楽しみです。山の高さは70mくらいでしょうか。初めてバギーを運転しましたが、風を切って走るのが気持ち良いです。バギーを山の麓に停め、徒歩で登ります。傾斜は30°はあります。1歩間違えば滑落します。斜面が比較的緩やかなところを選んで20分ほどで頂上に着きました。汗だくですが爽快です。
パノラマの絶景。この山の頂上は窪んでいることが分かりました。これは頂上まで登らないと分かりません。窪みの周りを歩いてそれぞれのお気に入りの絶景スポットを楽しみました。3時間ほど頂上でボーッとしたり、窪みの真ん中に降りて、丸く切り取られた空を見上げたりしていました。ここは観光スポットではないので誰も来ません。風と虫の声だけ。窪みには馬の骨がありました。ここで死んだのでしょうか。
次にラノ・カウに向かいました。バギーは風を切って気持ち良いのですが、土埃を巻き上げるので体中が汚れます。やっぱり車がいいですね。バイテア・アナケナ通りから海岸沿いの道に出て、ラノ・カウに向かう前に、去年入ったレストランに行きました。普通の自宅(といっても広大な敷地ですが)の横にレストラン小屋があり、そこで若いお母さんが子守をしながら料理を作ってくれます。
前回食べたボロネーゼパスタを注文。パパイヤジュースも美味しかったです。お母さんに「去年も日本から来たけれど覚えてますか?」と言うと、「ああ!あの時の!覚えてますよ」と言ってくれました。また来ることを約束し、ラノ・カウに向かいます。
向こうの端までかなり距離があってなかなか挑戦できなかったのですが、今回はラノ・カウの左側の淵をずっと向こうまで歩いて行くことにしました。1.5km程だと思いますが、焼け焦げる日差しの下、覚悟が必要です。10分ほど歩くと1人の女性と出会い、「向こうまでどれくらい?」と聞くと「往復2時間くらい」とのこと。こんな会話をしたのを覚えています。去り際に、By the wayからのダメ押しのbeautiful。これは見てみたい。
How was it?
Oh yeah, it was amazing view!
I guess!
Have a good day~
By the way, so beautiful!
淵の道をひたすら歩きます。ラノ・カウの表情が変わり、立ち止まっては見とれてしまいます。そして右側のオロンゴからしか見えなかった2つの小さな島(モト・ヌイ)が見えてきました。そして端まで辿り着くと、今まで見たことのない絶景が広がっていました。崖の下まで200m以上あると思います。目が眩みます。
ここで道が終わりと思ったら、海沿いにずっと道が続いています。せっかくここまで来たので、海沿いを歩くことにしました。さっきパスタとパパイヤジュースで満腹にしておいたので体力はまだ持ちます。今まで見たどの海よりも青く綺麗です。水平線から地球が見えました。崖の下を見ると、山羊がいました。絶妙なバランスでヒョイヒョイと切り立った岩の上を歩いて行きます。
ラノ・カウ(Rano Kau)
El microclima presente en el cráter del Rano Kau crea condictiones favorables de humedad y luz, protegiendo además las plantas del viento y de la salinidad del mar.
Además, brinda resguardo frente a la accion humana, del danado suelto y de los incendios.
En su interior, conserva una riqueza floristica unica en la isla, ya que aqui crecen numerosas especies nativas y endémicas en forma silvestre.
Por eso se puede decir que el crater es como un gigantesco manavai o invernadero silvestre, que hoy dia juega un papel fundamental en la conservacion de la flora nativa de Rapa Nui.Deje los recursos naturales y culturales tal cual los encuentre, no los altere.
ラノ・カウのクレーター内の微気候は、湿度と光の好条件を作り出し、風や海の塩分から植物を保護します。
また、人為的な行為や漂流物、火災からも保護することができます。
その内部には、数多くの在来種や固有種が自生しており、島で唯一無二の豊かな植生を保っています。
クレーターは巨大なマナバイ(野生の温室)のようなもので、今日、ラパ・ヌイの固有植物の保護に基本的な役割を果たしています。 自然や文化資源は、見つけたままの状態で残し、手を加えないようにしましょう。
Humedal de Rano Kau
Ultimo refugio de la biodiversidad de Rapa Nui
No descienda al cráter, pero esté atento a la vegetación autóctona
Cuide nuestra flora nativa, por favor no baje al crater
ラノ・カウ湿地帯
ここは、ラパ・ヌイの生物多様性の最後の避難場所です
私たちの固有の植物を大切にし、クレーターには降りないようにしてください
ある程度行ったところで満足して引き返し、バギーを返却し、宿に戻ってシャワーを浴びてベッドに倒れ込みました。夜はハンガロアから歩いて10分ほどの海岸にあるステージで催しがあるので、人魚ちゃんと出かけました。去年もこのステージを観ましたが、歌や踊りで盛り上がります。
タパティ(Tapati)
今年はステージ上で色んなグループの代表が交代で「家族と皆さんに感謝します」とラパヌイ語で延々とスピーチしていて、退屈でした。ミスコンだと思います。やっとスピーチが終わり、バンド演奏になりましたが、これも延々と何曲も演奏するので退屈になり、今日はこれで宿に戻って終了。