3周目の世界一周【22日目】ハバナ

ホップオンバスでキューバ市街観光

朝食後、ホップオンバスに乗りました。料金は1人10キューバペソ（＝10米ドル）。国会議事堂前から乗りました。1周どれくらい時間がかかるか聞くと「45分くらい」と添乗員が言いましたが、実際は2時間かかりました(笑)快晴でカラッとしていて風が気持ち良いです。街中を縫うようにバスは走り、色んな景色を堪能できて大満足。建設ラッシュであちこち工事中です。これからどんどん資本が入って来るんだと思います。今のうちに来ておいて良かったです。

ホテル近くを散策

バスを降りてホテルに戻り、朝食のパンを沢山もらっておいたので、それを昼食にしました。窓の外を見ると、下の広場で絵や手芸品なんかの露店が並んでいます。「あんな店が出るってことは今日は土日っぽいね。どっちかじゃない？」と人魚ちゃん。スマホを見ると、土曜日、大正解！見に行きました。

露店の向こうに人だかりがあります。見てみると、段ボールや紙に「Vendo」「Vende」の文字が書いてあります。何でしょうか、、後で人魚ちゃんがスペイン語の辞書で調べておくとのこと。人魚ちゃんはこれからサルサダンスの体験レッスンに行くらしく、そろそろ準備のために部屋に戻り、僕はそのまま海岸まで散歩することにしました。下に降りると海水は綺麗なのにゴミだらけ。もったいないです。

海岸ではギターとクラーベを持った人たちがサルサを演奏しています。サンバ、サルサ、ボサノバ、フォルクローレなど、南米音楽のリズムは複雑で、プロの日本人が演奏するのも難しいです。そんな音楽がローカルに聞けるのが贅沢です。少し歩くと、人の輪ができてスピーカーから歌が流れて盛り上がっていました。

防波堤は場所によってはアンモニア臭い箇所があり、下水が直接流れているのかもしれません。それでも海は綺麗で、臭いのしない所でしばらく眺め、ホテルに戻りました。暇なのでひたすらKindleで新平家物語（吉川英治）を読みます。少し寝て、また海岸まで歩きました。気が付くと部屋のカードキーを落としていたので、フロントで再発行してもらい、あっさり無料でした。ついでにフロントでインターネットカードを2ドルで購入。キューバでネットするときは、ここに書かれているIDとパスワードで1時間有効です。これより高い金額で売られている場合は、ぼったくりです。

人魚ちゃんがサルサダンス教室から戻り、ホテルの向かいにあるレストランでパスタを食べて本日は終了。部屋に戻り、しばらくKindleで読書していましたが、街路樹に夥しい数の黒い鳥が群がっていて鳴き声が響き渡っています。幸い、小さい鳥で鳴き声が可愛いため、不快ではないです。