4回目の世界一周【7日目】ヨハネスブルグ ⇒ フッドスプロイト・エアポート – イーストゲート空港
フッドスプロイト・エアポート – イーストゲート空港(Hoedspruit Airport – Eastgate Airport)
ヨハネスブルグから約1時間のフライトでフッドスプロイト空港に到着。野生動物が入って来られないように金網に囲まれています。滑走路以外の舗装は必要最小限で、空港にしては土っぽいですが、嫌いではありません。到着すると、僕たちの名前のプラカードを掲げたレンジャーが迎えに来てくれていました。
サファリツアー用の車でホテルに向かいます。あまりにも暑いので水が飲みたいなーと思っていたら、冷え冷えの水を用意してくれていました!
カパマ・プライベート・ゲーム・リザーブ(Kapama Private Game Reserve)
空港の目の前の「Kapama Private Game Reserve」というゲートからカパマプライベートゲーム保護区で、この広大な土地を進むと、サファリの拠点のホテルがあります。
ホテルへの道中は、もうサファリツアーです。まずはキリンに出会いました。運転手のレンジャーは動物に出会うと車を停めて写真を撮らせてくれます。また、自身も大きなカメラを持っていてパシャパシャ撮っています。上空から見えたのですが、車が通る道はサファリの中をブルドーザーで切り拓かれて縦横無尽に通されています。これだけでもかなり自然に負担をかけていると思いました。レンジャーはこの道が全部頭に入っていて、真っ暗になってもヘッドライトだけで数十キロ先のホテルに辿り着きます。
カルラ・ロッジ(KARULA LODGE)
30分ほど走り、カルラ・ロッジに到着。受付で野生動物や自然に関することなど、諸々説明を受けました。特にチーターの保護が必要で保護施設もあり、興味があるなら見学できるとのこと。全て英語なので楽です。そして部屋へ。僕の部屋と人魚ちゃんの分、2部屋あります。こんなに広いなら1部屋でよかったですが、まぁいいか。実はもっと小さい部屋を予約していたのですが、この広大な部屋が2部屋キャンセルになったので、アップグレードの料金無料で泊まれるとメールがありました。この部屋、1泊50万円!!!学校の教室くらいの広さです。ラジオがあり、電源を付けると何チャンネルも受信できました。冷蔵庫や棚のお酒は飲み放題!!こんな量、飲みきれません。PCを持って来たのでちょっと仕事と宅建の勉強をしました。日本にいる友達にラインで「引っ越した」と写真を送ったら「マジ!?」と返事が来ました(笑)
サファリツアー
16:30からサファリに出るので、それまで一息。そしてロビーに集合し、レンジャーから個別に「特別僕が知っておくことはないか?」と聞かれます。僕が「I like girls」と言うと、レンジャーも「me too」(笑)
象の糞です。植物100%なので臭くなく、レンジャーは中指を指をブスッと突っ込んで味見していました。
レンジャーは「ライオンのファストフード」と言っていました(笑)
綺麗な青い鳥がとまっているトゲトゲの枝の木は、ゾウの大好物です。このトゲトゲの枝を食べるために幹ごと倒して食べつくします。ゾウの食事行動は自然破壊ですが、それを賄えるだけの広大な土地が必要なんですね。サイは下半身だけ濡れていましたが、2回目の世界一周で、ゾウが湿地に浸かりながら水草を食べていたのを思い出しました。
お茶タイムです。男子はそこら辺で用を足せます。「Can I pee?」「OK, don’t go far」とのこと。しかしやっぱりライオンが出て来ないか怖かったです。飲み物は何でもあります。僕はコーヒーが飲めないのですが、香りは大好きです。同席していたイギリス人女性が「私はコーヒーの香りは好きだけど味はダメ」と言っていたので「同じですね!」と話して盛り上がりました。
この葉っぱ、トイレットペーパー代わりになるそうで、レンジャーはよく使っているそうです。確かに肌触りが良かったです。
暗い中でもレンジャーはとても目が良く、茂みを指さして「カメレオンがいる」と言っています。勿論、僕たちは全く見えません。そしてレンジャーが茂みの中にガサゴソと入って数十秒…カメレオンの赤ちゃんです。こんなに小さいのが見えるの!?視力良すぎ!!ライトに照らされているのはヤマアラシです。レンジャーはサファリの中では本当に能力が高く、彼らなしではこのツアーは成り立ちません。特別な訓練を受けたのかもしれませんが、サファリの中で育ったんでしょうね。
サファリから帰り、夕食です。めちゃくちゃ豪華です。本日はこれで終了。