4回目の世界一周【12日目】ペリト・モレノ氷河(Glaciar Perito Moreno)クルーズ

4回目の世界一周【12日目】ペリト・モレノ氷河(Glaciar Perito Moreno)クルーズ

レンタカーで出発、見たことのない絶景

6時半起床。外を見ると朝焼けの空が美しい。今日はペリトモレノ氷河クルーズです。朝食も摂らずに7時にホテルを出発。11号線をひたすら西に走ります。こんな大自然の絶景の中を運転できるなんて、本当に幸せです。滑走路のようなひたすら直線の道の突き当たりに大きな山がありましたが、大き過ぎていくら走っても近づいている感じがしなかったのが初めての体験で本当に感動しました。

60kmほどを小一時間で走り、港に到着。受付は8:30からですが、8:00に着いたので車の中で待機。受付が始まり、昨日のバウチャーを提示し、国立公園の入場料1,400ペソ(1人700ペソ)を払います。入場料の領収書を受取り、船の中へ。

大海原ではなく、常に陸地が見える入り組んだ湾です。いきなり氷河を期待していたのですが、違いました。小さな氷山が幾つも浮いていましたが、初めて見るのでそれだけでも感動。暫くクルーズすると、船のスタッフがプカプカ浮いている氷を削り取ってアイスペールに入れて見せてくれました。後で小さく割ってコップに入れてもらい、リンゴジュースを飲みました。ウィスキーが飲みたかったなぁ。

船が進むと見たことのない美しい海の色、氷の色、空の色。こんなに「色」を意識したことは今までなかったのですが、自然はこんなにも素敵な色を見せてくれるんですね。

陸に上がりました。ここは4年前まで人が住んでいた小屋があります。小屋の前でスタッフが英語で説明をしてくれましたが、説明が長過ぎて飽きました。1時間ほど滞在し、船に戻り、船内で昼食。パサパサのハンバーガーですが、朝食を摂っていないので美味しく感じました。

ペリト・モレノ氷河(Glaciar Perito Moreno)

そして目的地のペリト・モレノ氷河です。幅5km、高さ60m。関西空港の架け橋が4kmなので、それよりも長い。大き過ぎて遠近の感覚がなくなります。氷河のすぐ下まで行くと氷が崩れ落ちて危ないので、一定距離までで暫くプカプカ停止。初めて見る氷河。ここに来るまでも小さな氷山は何個もありましたが、圧倒です。そして色が最高に美しい!これは冥途の土産になりました。見ておいて本当に良かった!!

小さな崩落は10分ごとくらいに起こります。ナショナルジオグラフィックに載っているような大きな崩落は30分~1時間に1回くらいです。船上から大きな崩落を見ましたが、60mもの高さの氷が崩れ落ちるって物凄い迫力です。20階建てのビルが崩れ落ちるのと同じ規模です。でもやっぱり大き過ぎて遠近の感覚が麻痺します。

オレンジ色のモンベルの合羽を着ていて正解!海や氷河と一緒に写ると映える!このモンベルの合羽は2010年に富士山に登ったときに買いました。今ではバイクツーリングの防寒具としても大活躍です。

17時に船を降り、街まで戻ります。帰り道も絶景を堪能。ラパヌイにも流石にこの景色はありません。街ではコストコみたいな大きな店に立ち寄り、街のレストランで夕食、本日は終了。

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