1回目の世界一周【5日目】マドリード ⇒ サンチアゴ(チリ共和国)

1回目の世界一周【5日目】マドリード ⇒ サンチアゴ(チリ共和国)

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マドリード=クアトロ・ビエントス空港(Aeropuerto de Madrid-Cuatro Vientos)

ホテルをチェックアウトして、マドリード=クアトロ・ビエントス空港へ。そして荷物を預けてチェックインしたら、ラウンジで夕食を摂ってシャワーを浴びます。ビジネスクラスの旅はラウンジが使えるので本当に便利。ビジネスクラスのチケットが無くても、プライオリティパスがあるから大丈夫なのですが。しかし海外のシャワーは使いにくいですね。贅沢は言えませんけど!

機内に入って、一安心。何度目かの世界旅行の時に、ラウンジで余裕ぶっこいていたら、微かに「Mr. Ohata… Mrs.Tachikawa…」と館内放送が聞こえて、搭乗時間を見たらもう過ぎていることに気付きました。必至に走って間に合いましたが、その時にラウンジで気を抜くと飛行機に乗り遅れることもあるので、搭乗口は必ず把握しておくことを学びました。

この世界旅行で、僕の中で一番ドラスティックな出来事は、北半球から南半球への鋭角の移動です。過去にはバリ、シンガポールで南半球は経験していましたが、今回は赤道を横切ってズドン!と南へ。そのため、飛行機からの景色が目まぐるしく、最高の体験でした。そもそもロングフライトの場合は、外が明るくてもシェードを降ろして機内が暗くなり、睡眠時間が設けられているため、シェードを上げない限り外が昼か夜かも分からない不思議な空間になります。この時のフライトマップを見ると「世界旅行してる」という実感が湧き上がったのを覚えています。

イミグレーションカードは項目がスペイン語なので、全然分かりません。スペイン語が少し分かる人魚ちゃんの書いたものを参考に自分も書きました。このイミグレーションカードは国ごとに全然違いますが、どの国も同じものに統一して欲しいものです。本当に面倒で、書いて出す意味あるのかも疑問です…。

サンチアゴ空港(Aeropuerto de Santiago)

空港からタクシーに乗り、30分程でホテルに到着。ホテルといっても、雑居ビルの中に貸主の部屋があり、その部屋の一部を宿として開放している簡素なものでした。すぐ奥の部屋が貸主の住居なので安心できました。その宿のバルコニーからの景色は都会です。

サンチアゴの街を案内してもらう

宿で働いている好青年(名前は忘れました)が、街を案内してくれました。チリはスペイン語が公用語なのに、彼は英語がとても流暢で会話に困ることはありませんでした。「All right, perfect」が彼の口癖。とても親切で熱心に街を案内してくれて、地域に対する愛情がひしひしと伝わって来たので、チップを弾むと飛び上がって喜んでいました。そもそもチップがもらえるなんて思ってなかったそうです。それを見てこっちも嬉しくなり、お互い幸せ。こういうの、良いですよね。彼の親切さは評判になり、ホテルが表彰されたようです。彼が両手に持っている書類は表彰状です。

レストランで見た「クエカ(Cueca)」

宿のあるビルの下の階に、エステサロンがありました。スペイン語で「脱毛」と看板に書かれています。夜まで仮眠して、夕食は僕一人で街に食べに出ました。人魚ちゃんは疲れて宿で休んでいたのか、別行動をしたのか忘れてしまいましたが、僕一人だったのを覚えています。スパイシーでとっても美味しかったです!レストランでは演者がクエカ(Cueca)という求愛のダンスをしていて、僕の隣の席では店のオーナーらしき男性が満足気に見ていました。

動画を撮ったのでYouTubeにアップしています。
https://www.youtube.com/shorts/6Gf9S4YXpNA

良いものが見られたのですが、チップを払うハメになりました…。まぁ、海外ではチップは仕方ないですね。今日は北半球から南半球へのドラスティックなフライトを経験し、街を歩いて疲れ果てました。遊び疲れてぐっすり眠るって、本当に幸せです。朝、スペインにいたのに夜はチリにいることが文字通り「夢」のようでした。

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