3回目の世界一周【3日目】ブルートレインでヨハネスブルグ ⇒ ケープタウン
早朝のホテル
熟睡したので気持ちいいです。外を見ると、セキュリティがずっと敷地内に立っています。夜通しこうやって立ってくれていると思うと頭が下がります。ありがとう。ホテルはとっても豪華。朝食の豪華なので人魚ちゃんもご機嫌。そしてブルートレインに乗るために駅に向かいます。ブルートレイン乗車は2回目の世界一周のジャカランダを見ることの他にも人魚ちゃんの夢リストに入っているので、人魚ちゃんは超ご機嫌！
ブルートレイン（Blue Train）
今日から1泊2日、プレトリアからケープタウンに向かうブルートレインに乗ります。朝、ホテルまでシャトルが迎えに来てくれました。10人乗りのキツキツの座席に詰め込まれます。しばし我慢。10分ほどでブルートレインの駅に到着。ブルートレインの乗車口は特別のラウンジがあり、まずはそこに入ってルイボスティーをもらいました。美味しい。
全員揃ったら、スタッフが「ようこそ、ブルートレインへ！これは特別な列車です。皆様にとって素晴らしい体験となるよう、我々スタッフ一同心よりおもてなしさせて頂きます。尚、ブルートレインといっても憂鬱な電車ではありません（ここでドッカーンと笑いを獲る）」とトークが繰り広げられました。英語なので聞き取れます。
乗車前にはスタッフが一列に並び、挨拶してくれます。1部屋ごとに専用の執事が付きます。1,600kmの移動中、電車は色んな理由で途中何度も停車しますとのこと。ホームに出てブルートレインに乗り込みます。ブルートレインのホームはセキュリティが頑丈で、特別感があります。
駅は朝の通勤で沢山の人が利用していましたが、ブルートレインの一行だけは特別。周りからも高貴の目で見られています。「ブルートレインに乗れるなんて桁違いの金持ちに違いない」みたいな目です（笑）
部屋に案内され、執事が部屋に来て部屋の設備の説明をしてくれました。電話で220をコールすると、執事のポケベルが鳴る仕組みです。電車が走り出し、しばらく部屋の中から景色を眺めます。でも30分ほどで飽きました。というのも、走るスピードがトロトロと遅すぎて退屈なんです。日本のローカルのワンマン電車以下です。
最後尾の眺めが良い車輛に移動し、スパークリングワインを飲みながらくつろぎました。ワインは全然味が分からないですが、雰囲気で頼んでみました。昼食と夕食の希望時間を執事に伝えてあるので、時間になったら食堂の車両に移動します。昼は車内放送で呼ばれます。
昼食後、本を読んだり、景色を楽しんだり、寝たりして過ごし、夕食。ドレスコードがあるのが厄介です。僕はスーツが大嫌いでネクタイやベルトの締め付けが耐えられません。が、ブルートレインに乗るのが決まったときに、青山で安いリクルートスーツ一式を購入しました。スーツを着てみると、やっぱり耐えられません。気持ち悪い。食事はスーツが気持ち悪くて何を食べたのかも忘れました。夕食後、シャワーを浴びて就寝。スーツは電車を降りるときに車内に置いてきました。
