プロミスでお金を借りたらヤバいですか?に真面目に答えてみる

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プロミスでお金を借りたらヤバいですか?に真面目に答えてみた

目次

プロミスでお金を借りたらヤバいか

まず、ヤバいの意義を検討する

近年では「ヤバい」という言葉は幅広い世代に定着しており「それ、ヤバいよね」「マジでヤバい」「そんなヤバい所によく行ったね」など、肯定、否定、驚愕などの表現に使われている。広辞苑では、やば・い 〔形〕不都合である。危険である。「-・い事になる」やば ①不都合なこと。けしからぬこと。奇妙なこと。②危険なさまにいう隠語。歌舞伎、漢人漢文手菅始「俺が持つてゐるとーなによつて、とある。つまり、本件質問は「プロミスでお金を借りたら危険ですか?」という意味が妥当だと解する。

次に、お金を借りたら危険かどうか

この点、金融庁ホームページによると「貸金業法は、消費者金融などの貸金業者や、貸金業者からの借入れについて定めている法律です。近年、返済しきれないほどの借金を抱えてしまう「多重債務者」の増加が、深刻な社会問題(「多重債務問題」)となったことから、これを解決するため、平成18年、従来の法律が抜本的に改正され、この貸金業法がつくられました」とある。

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そして、新しい貸金業法のポイントとして、以下のように記載されている。

① 総量規制 - 借り過ぎ・貸し過ぎの防止
・借入残高が年収の3分の1を超える場合、新規の借入ができなくなります。
・借入の際に、基本的に、「年収を証明する書類」がひつようとなります。
② 上限金利の引き下げ
・法律上の上限金利が、29.2%から、借入額に応じて15%~20%に引き下げられます。
③ 貸金業者に対する規制の強化
・法令遵守の助言・指導を行う国家資格のある者(貸金業務取扱主任者)を営業所に置くことが必要になります。

上記のことから、平成18年以前の旧貸金業法の元では、多重債務問題が増加していたため消費者が守られておらず、お金を借りたら危険であったといえる。そして、平成18年以降の新しい貸金業法では上記①~③のポイントが新しく規定され、旧法に比較すると危険度は低くなっていると解される。

では、プロミスが危険かどうか

プロミスは三井住友フィナンシャルグループ(SMBCグループ)の完全子会社であり、貸金業者の登録を受けており、日本貸金業協会会員でもある。そして日本貸金業協会の役割として、次のように日本貸金業協会ホームページに記載されている。「日本貸金業協会は、平成19年12月に貸金業法に基づく自主規制機関として内閣総理大臣の認可により設立されました。 その目的は資金需要者等の利益の保護を図り、貸金業の適正な運営に資することと同法に規定されております」

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つまり、日本貸金業協会たるプロミスは、資金需要者等の利益の保護を図り、貸金業の適正な運営に資する法的義務が課せられている。以上のことから、プロミスは危険ではないと解する。したがって、プロミスでお金を借りたら危険ではない。

よって、プロミスでお金を借りたらヤバいとはいえない

もっとも、お金を借りることはリスクを伴うため、金融リテラシーが必要となる

そこで、金融リテラシーがないままお金を借りるのは危険かどうかを検討する

まず、お金には「稼ぐ」「使う」「殖やす」「守る」という4つの側面がある。そして稼ぐことにフォーカスするなら、サラリーマンを続けてはいけない。給料の上限が決められているからだ。これは、給料をペットボトルの水に例えると分かりやすい。サラリーマンのもらえる水は毎月500ml。医者のもらえる水は毎月4L。この水を自宅の池にザーッと入れて、この水で1ヶ月生活する。池の水は放っておくと減る一方で、更にそこから欲しいものを買ったり旅行に行って「使う」となくなってしまう。

お金を「稼ぐ」とは

では、サラリーマンではない稼ぎ方を検討すると、起業しかない。アルバイトを何個も掛け持ちするのも1つの方法ではあるが、限界がある。起業して上手くいくと、爆発的に稼ぐことが可能となる。実は稼ぐということにフォーカスしないと、次の「使う」「殖やす」「守る」には繋がらない。上記の自宅の池には、毎日絶えずに水が流れて来るような「稼ぎの仕組み」を構築することで、はじめて爆発的な稼ぎが実現する。

ここで、高速道路の料金所(NEXCO西日本)を例にとってみよう。今日ではETCが普及し、高速では現金を払わなくなった。ETCカードを機械に装着し、ゲートを通過するだけでNEXCO西日本に自動的にお金が支払われる。NEXCO西日本の株主は財務大臣 100.00% (2022年3月31日時点)であるため、料金は国に吸い上げられる。

これが最も美しいビジネスであり、爆発的な稼ぎを実現している。

お金を「使う」とは

お金は生きており、経済の血液ともいうが、本当にその通りである。つまり、お金は循環させないと自分の元に戻って来ない。「人、モノ、カネ」という言葉があるが、お金はこの順番に使うのが正しい。つまり、まずは家族や友人など、大事な人のためにお金を使うこと。料理を御馳走する、花束をプレゼントする、旅行に連れて行ってあげるなど。

次に「モノ」であるが、実はこれが「カネ」を生む道具である。工場の設備投資、理容師の使うハサミなどであり「人」の次に大事なものといえる。

そして最後が「カネ」である。お金にお金を使うというのは、一言でいうとギャンブルである。宝くじを買う、馬券を買うなど。そしてこれは余ったお金でやる遊びであり、重要度は一番最後に低く、ここに注力すると人生を棒に振ることになる。

お金を「殖やす」とは

投資である。投資には2種類あり「自分への投資」「資産形成」である。自分への投資の典型的なものは、資格取得である。資格を取得すると優遇される職種であれば必須アイテムである。また、独立する際にも必要となる。そして忘れてはならないのが、自分を喜ばせることであり、これが最重要の「自分への投資」である。具体的には、行きたい所に行くこと。旅行が嫌いな人はいるかもしれないが、知らない土地に行き、その土地のものを食べ、温泉に浸かる。海外でもいい。ご機嫌さんになることで自分の波動を高めることができ最重要の「自分への投資」となる。

次に資産形成であるが、金融リテラシーが問われる部分でもある。まずは給料の1割を貯金に回す。2年目からは給料の2割を貯金に回す。3年目は3割。これを続けると軍資金が貯まる。これを元に少額の株を買う。そして翌月もまた少額の株を買う。こうして積み上げることで資産が形成されていく。資産とはお金を生む仕組みのことで、株においては配当金である。そしてその配当金をまた投資に回していくと、加速度的に資産が増えていく。

お金を「守る」とは

実はこれが一番難しい。お金を手にするよになると、欲をかいて「もっと爆発的に殖やせないか」と考え、安易に投資してしまうと失敗する。そしてその投資案件というのは以下の通り。

  • ドル建て預金をしませんか?(銀行から営業電話)
  • 保険の積立てをしませんか?(FPの営業)
  • テレビCM(全自動の資産運用)

既にドルは2023年現在、世界の覇権通貨ではない。ロシア、中国、インド、ブラジルなどが共同で新たな貨幣を創る計画があり、ドルの世界貿易の対GDPの比率は年々低くなっている。保険は保険会社が儲かるようになっており、大きなケガや病気をすることはない。テレビCMの広告費は資産運用に飛びついた消費者が払うことになる。こういう金融商品は全て詐欺だと思っておく位がちょうどいい。

お金を借りるという行為は「稼ぐ」「使う」「殖やす」「守る」の対義語である

お金を借りて欲しいものを買う、お金を借りて返済をするなど、カードローンや消費者金融の利用者が採るような行動は、お金を減らすことに直結しており、メリットは皆無である。つまり、金融リテラシーがあれば、そもそもお金を借りるという行動は採らない。

プロミスでお金を借りたらヤバいか、再度検討します

プロミスの親会社であるSMBCコンシューマーファイナンス株式会社の2022年3月期の決算資料を見ると、不良債権のデータは以下の通りです。

2020年3月期
連結 不良債権残高:783億1,400万円(営業貸付残高比 6.57%)
単体 不良債権残高:537億4,000万円(営業貸付残高比 6.75%)

2021年3月期
連結 不良債権残高:851億8,300万円(営業貸付残高比 7.49%)
単体 不良債権残高:605億1,700万円(営業貸付残高比 8.10%)

2022年3月期
連結 不良債権残高:961億100万円(営業貸付残高比 8.40%)
単体 不良債権残高:684億8,900万円(営業貸付残高比 9.32%)

注 不良債権に関する分類基準
1) 破綻先債権は、支払の遅延が相当期間継続していること、その他の事由により取り立てまたは弁済の見込みがないものとして、未収利息を計上しなかった貸付金
(以下、「未収利息不計上貸付金」)のうち、破産債権、更生債権その他これらに準ずる債権。
2) 延滞債権は、未収利息不計上貸付金のうち、破綻先債権に該当しないもので、債務者の経営再建または支援を図ることを目的として利息の支払を猶予したもの以外の債権。
3) 3ヵ月以上延滞債権は、約定支払日の翌日から3ヵ月以上遅延している貸付金で破綻先債権及び延滞債権に該当しないもの。
4) 貸出条件緩和債権とは、当該債権の回収を促進することなどを目的に、利息の支払猶予等、債務者に有利となる取決めを行った貸付金で、破綻先債権、延滞債権及び 3ヵ月以上
延滞債権に該当しないもの。

上記データを見る限り、プロミスの不良債権は増えつつあります。不良債権とは回収が難しい債権のことで、つまりプロミスにお金を借りたけども返せなくなった人が増えているということです。その割合は、約10人に1人にまでなっています。

このデータから読み取れることは、カードローンや消費者金融にお金を借りて返せなくなっている人が増加しており、これはプロミスに限ったことではないと推測できます。

このデータを見て、プロミスでお金を借りたらヤバいと思った方は借りないことです。それでも借りるなら仕方ありません。こちらからどうぞ。

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