日本屈指の酷道|東大阪の暗峠(くらがりとうげ)ツーリング
暗峠(くらがりとうげ)
ナオキに「こんな酷道があるらしいから行ってみよう」と提案していたので、行ってみることにした。奈良県の生駒ね。24号線をひたすら南下。奈良市内に入ったところで西に進路を向けると生駒山が見えてきた。西側の上り口から入ろうということで、生駒山の北側からぐるりと回り込んで峠への道を探す。
細い住宅街の路地を上って行く。これはかなりの急勾配。半クラをミスってエンストしたら恐怖しかない勾配。あり?行き止まりの公園まで来た。間違ったみたいだ。
引き返して再度挑戦。今度は峠への道に入れた。しかし物凄い酷道だ。こんなに急勾配なところに家が立ち並んでいて、眺めは良いだろうが車がないと生活できないと思う。それに雪が降ったら完全にアウトだろう。
峠への道を1速、2速を交互に切り替えて上っていく。ナオキは僕の後ろでSR400をギャンギャン唸らせて上ってきている。僕のCB650Rは丁度良いパワーなので良い感じに上ってくれるが、やはり四気筒。出だしのトルクが弱く、若干の不安はぬぐえない。
途中、上から来る車とすれ違うときは、どちらかが待たないといけない。僕らのようなバイカーが沢山来て鬱陶しいだろうに、地元民の車はそんなことは気にされていないようで、ニコニコと道を譲ってくれる。ありがとうございます。
峠の茶屋 すえひろ
そして峠まで上り切り「峠の茶屋 すえひろ」でカツカレーを注文。「カツが揚がるまでちょっと時間かかりますよ」とのことだが、問題ない。厨房からカツを揚げるカラカラという良い音が聞こえて来る。料金は料理が出て来た時に払うシステム。衣がサックサクで美味い。辛いカレー好きには辛さは物足りなかったが、運転で疲れた身体に染み渡る美味さだった。土日祝しか営業していないので、日曜に来て良かった。
カツカレーで腹も膨れて体力が回復。店を出て奈良側の東に向けて坂を下りる。10分ほどで下道に出て、そこからスタンプラリーで行ってない道の駅に行くことにしたが、1ヶ所だけにしておいた。体力を温存したまま早く帰り、バイクを洗って本日は終了。